高血圧になる原因には遺伝も関係している

高血圧とは高血圧の基準は、病院あるいは健診施設などで測定した血圧の値において、心臓収縮期の血圧(高い値)が140mmHg以上もある場合、あるいは心臓拡張期の血圧(低い値)が90mmHg以上もある状態を指します。
自宅に居る時の家庭血圧で言えば、収縮期血圧135mmHg以上あるいは拡張期結あつ85mmHg以上が概ね高い血圧と判断されます。
なお、自宅で安静にしているときの血圧は病院での検査時よりも低い数値を示します。

高血圧には、原因が不明(現代医学では良く分かっていない)一次性高血圧と、他の疾患や薬剤等の副作用が原因で二次的に惹き起こされる二次性高血圧に分類されます。
日本人の場合、85-90%の人が一次性だとされてます。
高い血圧になりやすい遺伝的体質がもっとも多く、他には肥満・ストレス・運動不足・たばこの吸いすぎなどが原因ではないかと考えられていますが、遺伝的要素以外は特定するのが難しいのが現状です。
治療対応としては降圧剤を使いながら、生活習慣を改善することや食生活の改善などを行います。

一方、二次性のものは日本人の10~15%にあると言われ、疾患および薬剤の副作用などが原因で起こります。
原因を無くせば血圧が下がりますので、一次性高血圧の降圧治療はほとんど必要なくまた効果もあまりありません。

遺伝性と言われるものは遺伝子情報の中に病気因子となるものが含まれていて、若い年齢でも血圧が高くなる事を示しています。
近年の医学的統計と遺伝子解析から始めて分かった事柄で、遺伝的要素を持っている人は発症しやすく、それに二次的要素が加わると高確率で発症してしまいます。

高い血圧症のリスクを生まれながら持っているので、事前にこれを知っておくと対処方法がとれます。
定期検診や病院での問診や検査である程度分かる場合が多いので、検診などは必ず受けておく事が重要になります。
ではどれくらい血縁関係による遺伝性があるのかなどを、次に示しておきますので、是非参照されることをお薦めします。

遺伝性高血圧になる確率

近年になって、高い血圧は遺伝による体質もある事が分かってきました。
遺伝的だから仕方ないと放置していると、若年でも高血圧となって様々な弊害が生じます。
自分の遺伝的要素を事前に知っていると色々な対処方法が採れますから、遺伝性高血圧の知識を身につけておくと良いでしょう。
遺伝的要素がある人は、それ以外の方と比較して高血圧になる確率がかなりアップします。

遺伝性高血圧になる確率

両親共に高血圧を発症した人の子供が、高血圧を発症する確率はおよそ50%、父親か母親のどちらか(片親)が高血圧の人の子供では、およそ25%の人が高血圧を発症する事が統計的に分かってきました。
この確率は非常に高い数値を示していています。ただし、この血縁関係による確率は高血圧症疾患そのものの確率ではなく、高血圧になりやすい体質を示していると言われます。50%という確率がそれを示唆しています。

これから分かることは、両親のどちらかが高血圧の場合、高血圧になりやす体質だと言う事です。
そうした体質を持っている方は、これに悪い生活習慣や食生活が加わりますと、そうした体質を持たない人よりも早く、また高い確率で高血圧になってしまいます。

遺伝性高血圧のコントロール

遺伝的要素を持っている方は毎日のライフスタイルを見直しをしなければなりません。
ストレスの多い生活、食べすぎ・飲みすぎによる肥満、運動不足を避けて、自分でコントロールする事が重要です。
遺伝そのものは現在まだ操作出来ませんから、若い頃から血圧を良好にコントロールすることが予防に繋がります。
これまで知られていなかった知識ですが、こうした医学的予防の知識を身につけておけば疾患に予防になります。