高血圧が改善されるまでの期間

高血圧は放置しておくと様々な危険な病気を発症する恐れがある事から、しっかりとした治療を進めていくことが必要と考えられています。
そして、中でも最も一般的な治療は薬物療法による治療ですが、この薬物療法は正しい方法で行わなければ意味がありません。
また薬物療法で高血圧が改善するまでの期間も、飲み始めてすぐに改善する訳ではありません。
これは元の血圧やそれぞれの体質によっても異なりますが、血圧が下がり始めるまでには早くても5日間から7日間程度はかかります。

これは、あくまでも血圧が下がり始めるまでの期間ですので、そこからある程度の血圧が下がるまでには2週間程度はかかってしまいます。
そして、薬を飲み始めると体には大きな変化が起こりますので、飲み始めてから1ヶ月程度は身体の調子が悪いといったことがありますが、これは血圧が下がったことで起こる変化で、そのまま継続をしていれば次第になくなっていきます。
高血圧を薬物療法で治療する為には、効果が現れ始めるまでにある程度の期間がかかるのですが、この薬はあくまでも一時的に血圧を下げているだけですので、服用を始めてから先ほどお伝えをした期間が経過すれば服用を止めて良いという事ではありません。
高血圧の薬は一度服用を始めたら、血圧が下がり安定してきたとしても、服用を続けなければ再び血圧は元の高い状態にまで戻る可能性があります。

ただし毎日服用をする必要がありますが、万が一飲み忘れてしまっても、1回分を飲み忘れた程度ですぐに血圧が元に戻るわけではありませんので、次からいつも通りの量を再開すれば問題ありません。
危険なことは、飲み忘れたからと言って飲み忘れた分を次に繰り越して、多く服用することです。
高血圧の薬物療法は他の血圧改善方法よりも高い効果がありますが、それでもすぐに効果が現れるわけではありません。
またそれだけ体に大きな変化をもたらす為、正しい方法で服用しなければかえって危険な状態になりますので、しっかりと医師の指導のもので服用するようにしてください。

高血圧改善には運動も必要

高血圧になる原因は様々ありますが、これは逆に言うとその原因となっていることを改善すれば、高血圧の改善にもつながるという事です。
例えば高血圧になる原因として考えられることと言えば生活習慣の乱れや運動不足などが挙げられます。ですので、生活改善をして適度な運動をすることも血圧改善には非常に重要であるという事です。

特に運動は血圧を下げる為には欠かすことができません。
これは激しい運動を行う必要はなくウォーキングなどの軽い運動で大丈夫で、実際にウォーキングは全身運動になりますので心肺機能を高めて血液循環の改善を促してくれます。
そして血液循環が良くなれば毛細血管を拡張させることができますので、血圧を下げる効果が期待できます。

運動療法の具体的な方法は1日30分から45分程度の時間、少し速いスピードのウォーキングをすれば良く、実際に日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン2004」の中でも軽度の高血圧患者が1日30分程度の軽いウォーキングを10週間続けた結果、半分の患者さんは最大血圧が20mmHg、最小血圧が10mmHg以上下がったという報告があります。

適度な運動でも改善しますので、他ではストレッチなども運動も効果的になります。
ただし、もちろん誰にでも10週間のウォーキングやストレッチで血圧が正常になるわけではありませんので、中にはそれ以上の期間がかかる方もいますが、大切なことは継続して行う事です。
また運動に加えて生活改善も行った方が良いですが、中でも摂取する塩分量が多いと血圧が上がりやすい傾向にある為、摂取する塩分量を減らすことは高血圧の改善には欠かすことのできない事柄になりますので、運動療法に加えて減塩も取り入れるようにしてください。