高血圧が原因で起こる頭痛について

頭痛に悩まされる男性高血圧による頭痛は、頭の前頭部や後頭部に起こり易いといわれます。
高血圧による頭痛の原因は、血液の循環がうまく働いていない状態のため、血液が滞り血管の炎症が起こったり、血管が腫れている場所の神経を圧迫して刺激を与えるので、頭に痛みを感じるのです。
血管拡張剤などの薬剤を使うことで頭痛は軽減できますが、それは一時的なものとなります。
時間の経過と共に薬剤の効果が薄れてくれば、頭痛は再発してしまいます。

健康な人であっても身体を活動させるために、朝めざめると同時に血圧が上昇します。
高血圧の人の場合は、この血圧上昇によって頭痛が起こるのです。
横たえていた身体を急に起き上がらせるので、血圧が一気に上がるためその上昇を抑制するには、眠っているところから起きるときはゆっくり身体を起こすようにします。
目が覚めたらうつ伏せになり、膝は布団につけたままお尻だけを持ち上げ、ゆっくりと座るように身体を起こします。それから暫らく座ったまま、血圧が落ち着くまで待ちましょう。

高血圧の頭痛を緩和させるには、枕やクッションなどで頭を高くして休むことも大切です。
ただし、眠る時に余り枕を高くしてしまうと首が圧迫されて、交感神経が緊張し、血管が収縮して眠りが浅くなります。そうすると睡眠中の血圧が下がらなくなるので、注意してください。

また手にある合谷(ごうこく)というツボを押すことで、頭痛を緩和させることができます。
合谷(ごうこく)は手にあるツボで、人差し指と親指の骨が合わさる、やや人差し指よりの触ると窪みを感じる部分にあります。
反対の親指で押してみると、ちょっとじーんとした痛みがある場所を探しましょう。

高血圧による頭痛には、玄米茶が有効です。
玄米茶に含まれる米などの穀物類には血圧を下げる働きがあり、高血圧の応急処置として用いられ、薬に頼らず自然に頭痛が緩和していきます。
またリンゴやミカンをそのまま食べたり、ジュースとして飲むことも頭痛の緩和に役立ちます。

早朝高血圧の特徴について

早朝高血圧には、2つのタイプがあります。
早朝に血圧が高くなるのですが、夜の血圧は下がるのに目が覚める前後に血圧が急上昇するタイプと、夜も血圧が余り下がらず深夜から未明に掛けて上昇し、起床後にピークとなる人です。

早朝高血圧の人は高血圧の治療を受けている人の、約半分が当てはまるといわれます。
早朝高血圧の人の場合、特にリスクが高いとされています。
なぜなら、病院での血圧測定では正常値となり、治療がうまくいっていると思われて、重大な疾患を見逃されて仕舞うことがあるのです。
そのために脳血管障害や心臓病を発症する危険が増えてしまいます。

早朝高血圧になる原因は、朝になると自律神経のバランスが変わるためといわれます。
身体を活動させる準備として交感神経が働きはじめ、身体は緊張状態となり血管も収縮して血圧が上がります。
そこへ、もともと高血圧な人は早朝高血圧が加わり、脳血管障害や心筋梗塞を発症させてしまいます。
高血圧脳症はこの血圧の異常によって、視力障害やけいれん・意識障害などを起こします。そして急速に状態が進行し、高血圧脳症では死に至って仕舞う危険があります。

早朝高血圧でも夜の血圧が大きく下がりすぎている人は、注意を要します。
血管や血液の質を良くする生活習慣を身に着けることも重要でしょう。
なにより食事による塩分量は、誰もができる高血圧の治療方法です。1日の塩分量は理想が6gとされていますが、実際には11gを摂取しているのです。
できるだけ出汁やお酢などを利用して塩分量を減らしていきましょう。
そして適度な運動をすることも、高血圧には有効です。夕方から夜にストレッチやウォーキングなどの運動をすることで、首や腰の強張りを取り除けます。