薬を使わずに高血圧は改善できる?

高血圧の殆どは本能性であり疾病の原因が特定できないものです。
高血圧患者の約9割が本能性といわれ残り1割が、腎臓・副腎などの臓器に原因がある二次性といわれています。

いくら高血圧が原因不明と言っても、生活の状況によって血圧を上げてしまう要因は複数あり、単独で影響を与えている場合や複数が絡み合って症状を発症している場合など様々です。
健康診断で高血圧と診断されると血圧を下げる薬を処方されて生活習慣の見直しを指導されます。
薬によってある程度の血圧コントロールが可能で、高血圧が原因で生じる動脈硬化を防ぐ事ができます。

しかし、高血圧の根本にあるのは生活習慣の乱れやストレスなどが原因である場合が殆どで、こちらを改善しなければ薬を使用しても効果が薄れてしまします。
生活習慣の見直しを行えば薬を使わない事も可能となります。
食生活の乱れは、肥満傾向になり高血圧の要因になります。
体重が増えれば全身に送る血液量が増えるので心臓にも負担をかけてしまいます。
また、肥満の方は交感神経が緊張している事が多く血圧上昇をさせるホルモンの分泌が多くなり高血圧になりやすく肥満改善が望まれます。

ストレスが溜まりやすい方も、常に緊張状態が続き血圧上昇を招きやすい状況を作り出します。
ストレス解消する為に、食に満足感を依存し暴飲暴食となり過剰な炭水化物や動物性脂肪を多く摂取する食事になる可能性が高まります。
乱れた食事は血液がドロドロになり動脈硬化や高血圧の原因となります。動物性脂肪と植物性脂肪の摂取バランスも大切です。

薬を使わないで高血圧の改善をするには、3食しっかりと食べてバランスの良い内容にする事と有酸素運動をする事が重要となります。
運動と言っても激しく行うと逆効果になる恐れがあるので、軽めが理想です。
有酸素運動をする事で心拍数や血流量が上がり血管に溜まっている不純物を流してくれます。その結果として、循環が良くなり高血圧改善に結びつきます。
有酸素運動を長期間続ける事で血液循環の改善によって心臓の負担も軽減され、血圧が下がりますが食生活の面でも徐々に変わってきて、ストレス解消による暴飲暴食の改善、睡眠の質を良くするなどの効果があり健康的な生活を送れるようになれます。

トマトジュースが高血圧に有効と言われている理由

薬を使わないで高血圧の改善に有効なのは、運動以外にも普段食べるものでも効果が期待できます。
それはトマトジュースを飲む事です。有効成分は豊富に含まれているリコピンと呼ばれる成分で非常に心強いものです。
リコピンは抗酸化力が非常に強い特徴があり、その強さはβカロテンの2倍でビタミンEの100倍と言われています。
この特徴を活かして高血圧の原因である動脈硬化の防止に繋がる事が分かっています。また、リコピンは熱に強く加熱しても成分が変化しないのも魅力です。

もう一つの有効成分として、カリウムがあります。体内では、ナトリウムと共に水分を引きつけて細胞の浸透圧を維持します。
そしてナトリウムによる血圧上昇を抑制する働きがあります。このカリウムはトマトを食するよりも、トマトジュースに豊富に含まれているのが特徴です。
コップ1杯飲むだけで1日に必要なカリウム量の1/3程度が摂取できます。

トマトジュースを選ぶ際には、無塩のタイプを選ぶ事が重要です。
高血圧の改善をしたいのにナトリウムを摂取しては効果が薄れてしまいます。
ただし、腎臓や肝臓低下している方はカリウムの摂り過ぎは高カリウム血症になる可能性があるので注意が必要です。

トマトジュースを飲めば血流が良くなり頭に必要な栄養素と酸素が行き渡りやすくなり、良質な睡眠の手助けが期待できます。
また、脂肪燃焼効果が高まるので有酸素運動の前に飲む事で肥満改善にも繋がります。
高血圧になる原因は動脈硬化で、動脈が固くなるなると血圧上昇が起こります。
逆を言えば動脈硬化を起こさなければ高血圧のリスクを下げる事が可能です。トマトに含まれる強い抗酸化力があるリコピンを味方に付けるのもお勧めです。